xharrietのあれこれ。

日英翻訳 大絶賛独学中

『翻訳英文法』 身につけたい翻訳テクニック <無生物主語、その他>

問題

  1. What the foreigner finds most objectionable in American life is its lack of basic comfort. 2. No nation with any sense of material well-being would endure the food they eat, the cramped apartments they live in, the noise, the crowded subways and buses. 3. American life in large cities is a perpetual assault on the senses and the nerves.

ず、随分な言われよう……
確かに食事はいまいちだったけど、私はシリコンバレー付近に住んでいたのでcramped apartments, the noise, the crowded subways and buses とは無縁だったぞ。
基本的に一軒家、庭付き、プール付き、家で馬を買っているとんでもない友達もいたな。。学校もスーパーも友達の家に行くのも全部車移動。もう一度住みたい!

テキストの教え

*無生物主語そのものに動詞が内包されていない場合は動詞を補う。
 仮定法が含まれている場合は if 節を補う。

試訳

1. What the foreigner finds most objectionable in American life is its lack of basic comfort.

 主語はWhat~American life の部分。its lack of ~は、前回<所有格>で学習したパターンを使って it lacks basic comfort にほぐす。
「外国人がアメリカの生活で不愉快だと感じるのは、アメリカの生活には基本的な快適さが欠如しているということだ。」

2. No nation with any sense of material well-being would endure the food they eat, the cramped apartments they live in, the noise, the crowded subways and buses.

No nation ~ would endure なので、ここが仮定法の部分か?「XXであれば、XXは我慢できないだろう」というのを骨格に組み立ててみる。
「物質的な豊かさを知る民族であれば、アメリカ人の食事、窮屈なアパート、騒音、混雑した地下鉄やバスは我慢できないだろう。」
うーん、「前から訳す」に従うと「アメリカ人が食べるものは我慢できないだろうし、彼らが住むアパートにも暮らせないだろう。それに、騒音や混雑した地下鉄やバスも。」という感じかしら。。

3. American life in large cities is a perpetual assault on the senses and the nerves.

American life と perpetual assault の中に動詞(live)が含まれているのでここをほどく。
「アメリカで大きな都市に住むというのは、感覚や精神に絶え間ない暴行を受けるようなものだ」

ということで、まとめると……

外国人がアメリカに住んで不愉快だと感じるのは、アメリカの生活には基本的な快適さが欠如しているということだ。アメリカ人が食べるものは我慢ならないだろうし、彼らが住むアパートにも暮らせないだろう。騒音や混雑した地下鉄、バスにも耐えられまい。アメリカで大きな都市に住むというのは、感覚や精神に絶え間なく暴行を受けるようなものだ。

 回答

自分のためのメモ。
① with any sense of ⇒「いやしくも~知っていれば」この部分、ニュアンス上手く出せてないなと思ってたのよね。。② perpetual ⇒「四六時中」

 

やっぱり回答は「翻訳」を感じさせないね。
そして、単語力がないことを改めて実感。むむ。